造船材を産出した飫肥(おび)林業と結びつく「日南かつお一本釣り漁業」
が、令和3年2月19日に日本農業遺産に認定されました。

日本農業遺産は、将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業を営む地域を農林水産大臣が認定するものです。
約300年前から行われる「かつお一本釣り漁業」の伝統技術が現在も継承され、飫肥杉の山々から栄養塩が流れ込む豊かな海で、かつおの餌を畜養。造船材を産出した飫肥林業と漁業が結びつくことが大きく評価されました。
かつお一本釣り漁は、大海原を平均時速330キロほどで回収するかつおを漁師が釣りざお1本で次々と釣り上げる豪快な漁法です。